ガチャガチャブームが到来し、今のガチャポンへ

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ガシャポン・ガチャガチャ評論家のおまつです。
ガチャポンの歴史をたどる第3回目。

その前に、前回の内容は 
ガチャポンの歴史その1は、こちら。
ガチャポンの歴史その2は、こちら。

さて、1965年だったころ、10円ガチャポンも,11973年のオイルショックを機に登場した国産20円機に変わっていきます。次いで、1976年には30円機が登場し、今でも郊外で見かけることができる100円機が登場します。
ガチャポン本体はその当時ブームだったボウリング場などに設置され、小型のピストルなど、男子が憧れる実用品のミニチュアガチャポンがメインになっていきました。

下の写真は20円用VIST型で、パネルがガラスであり内部商品が明確になっています。
20vista-vm

時が経つにつれ、 1976年にはガチャパンも100円時代に突入。
下の写真は、100円用ガチャガチャ本体:P型【オリジナル国産品】。
この頃に入ると、懐かしいと感じる30代、40代はいるかと思います。
p-vm
100円機の普及がまさに、ガチャポンブームの火付け役といってもいいでしょう。
1980年代にはいると、週刊少年ジャンプの黄金時代にはっていきました。その勢いにのり、ガチャポンも「キン肉マン」シリーズが登場します。またアニメで「ガンダム」が男子の心に夢を与え、ガチャポンの「ガンダム」シリーズがヒットしていきました。
まさに、この時代が「第一次ガチャガチャブーム」と言われます。

その後、1995年にガチャガチャ本体に変化が現れます。それがカプセル玩具自動販売機「スリムボーイ」などの新機種の登場です。今のガチャガチャ本体に近づいているのがわかりますし、最近でもおもちゃ屋さんなどでもこの機種を見ることができます。
GG-0009_m

一端は、ガチャガチャブームも落ち着きを見せましたが、
「ディズニーカプセルワールド」の発売を機に、再びガチャポンに注目が集まるようになりました。
1998年ごろから大人も楽しめる「ガチャガチャ」ブームが始まり、料金も200円、300円、400円とスケールアップ。
そして、現在のようなさまざまなガチャポンが発売されるようになりました。
現在は「第二次ガチャポンブーム」に突入したと見られています。

ちなみに、わたしもよく行きますが、2002年10月に秋葉原にに常時300台を揃える日本初の専門店として「秋葉原ガチャポン会館」がオープンしたことは、ガチャポンの歴史のなかでは、大きな出来事です。

最近では、カプセルの中に入る玩具が大きくなる傾向になっていますよね。
そこで、皆さん、お気づきですか?
ギリギリでカプセルの中に収めたような商品のときには、
自動販売機の中で中身が開封してしまわないようにセロハンテープでとめています。

まさに、手作業!!
この手作業というアナログ感に、セロハンテープを一個、一個張っている姿を想像すると、ガチャポンをするときに、本当に感謝の気持ちが湧くと思いますよ。